<DeNA4-6ソフトバンク>◇28日◇横浜
ソフトバンクが、今季両リーグ最長となった5時間21分のクロスゲームを制した。2戦連続の延長戦。両軍計29安打。最後は相手失策によるラッキーな形で白星を拾った。11回、勝ち越しのホームを踏んだ長谷川が言った。「この勝ちはでかいでしょう。これだけ接戦で、勝つと負けて帰るのでは大違いですから」。物静かな打撃職人も、珍しく興奮気味だった。
突破口を開いた。1死から長田の低めフォークを中前に運んだ。「見逃せばボールだったが、自分はあそこまでがヒットゾーンなので」。その後1死二、三塁から松田は遊ゴロ。タイミングはアウトながら、本塁送球を捕手黒羽根が落球。ベンチの指示でギャンブルスタートを切った三塁走者の長谷川が、勝ち越しのホームを踏んだ。離脱の内川に代わり3番を務める昨季首位打者が、今季の延長戦5試合目で初勝利を呼び込んだ。ここまで2敗2分けだった。
同点の9回は1死二、三塁から松田が三振など決められる場面はあった。実に15残塁。秋山幸二監督(52)は「点を取れるときに取っておかないと、ピッチャーが大変だ」と嘆いた。ただ、1分けを挟む連敗をストップ。試合前まで交流戦通算27勝12敗1分けと大幅に勝ち越しているDeNAを辛うじて振り切った。首位オリックスには1差に迫った。白星が良薬となるはずだ。【大池和幸】




