<広島5-6ロッテ>◇28日◇マツダスタジアム

 30勝リーグ一番乗りは、悲劇とともに遠のいた。広島は勝利の方程式が崩壊。2点リードの8回に投入した永川勝浩投手(33)が2死無走者から2被弾。根元のソロで1点差に迫られ、一、二塁としたあと代打ブラゼルに逆転3ランを浴びた。

 チームの今季5度目の3連勝もルーキー九里の3勝目も、その瞬間夢と消えた。今季4度目の逆転負けで、終盤で試合をひっくり返されたのは初めてだった。

 「チームが勝てる試合で負けたのは確実にぼくの責任です」。永川勝は敗戦の責任を一身に背負い込んだ。野村監督は直前の逸機を悔やんだ。

 勝てる試合で勝てるチャンスがあったのに、点を取れなかった」。4-2の7回無死満塁での無得点が、投手陣に重圧をかけた。9回に1点差まで迫った粘りを、今日以降につなげるしかない。