<ヤクルト11-3オリックス>◇21日◇神宮

 オリックスがヤクルトに完敗し、10年以来2度目の交流戦優勝の可能性が消えた。先発ディクソンが5回4失点。後続の投手も失点を重ね今季ワーストの11失点。リーグ戦でも2位ソフトバンクに0・5ゲーム差に迫られた。

 鉄壁を誇る投手陣が打ち込まれての敗戦。森脇浩司監督(53)は「いつも自分たちの描く通りの試合にはならない」と冷静に受け止めた。

 この日は「オリックス応援デー」で、三塁側スタンドに在京のオリックス・グループ社員約4000人が集結。ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の青島製作所社員並みに?

 熱く大きな声援を送った。ドラマでの青島会長と細川社長ばりに宮内義彦オーナー(78)西名弘明球団社長(69)ら球団首脳も観戦に訪れたが、勝利で応えられず。宮内オーナーは「負け試合は面白くないね」と悔しそうに話し球場を後にした。森脇監督も「オーナーはもちろん、応援していただき励みになったが、申し訳ない」と残念がった。

 それでも交流戦は1試合を残し14勝9敗。「交流戦はつまずくことがあるので、最低限5割。できれば貯金2以上と思っていた」と森脇監督は振り返った。交流戦Vは逃したが、リーグ優勝という大目標へ再スタートを切る。【高垣誠】