<阪神0-4楽天>◇21日◇甲子園

 阪神が執念の継投で失点を最小限に食い止めた。8回に先発メッセンジャーが加点され、4点差に広がった。なおも1死二、三塁のピンチで起用されたのが榎田大樹投手(27)だ。ボウカーを外角直球で見逃し三振。「左対左なので、そこはしっかりという気持ちだった。ボウカーには去年も打たれたイメージがない。嫌な感じはなかった」と振り返った。開幕から先発要員だったが、この日、中継ぎ要員として再昇格。12年まで救援陣の一角として活躍した左腕は、キレのある直球が光った。榎田が2死にこぎつけると、西田に対して渡辺を投入。スライダーで二飛に抑えピンチを脱した。9回も続投し無失点だ。

 渡辺亮投手(32)は今季、2軍暮らしが長く続いた。この日、再昇格し、5月1日広島戦以来の登板で結果を残した。救援陣が不安定な状況もあり、リーグ戦再開に向けた「テスト」は好内容だった。