<ロッテ2-1楽天>◇7日◇QVCマリン

 楽天則本昂大投手(23)は打球の行方を追わなかった。1-1の延長10回1死二塁。ロッテ角中にサヨナラの中越え二塁打を打たれ、ベンチに直行した。「日頃の行いが悪い。やり直しです」と硬い顔で言った。直前の不運を言い訳にしなかった。加藤の右翼線二塁打は、打球が一塁アンツーカーと芝の間に当たって跳ねた。一ゴロで2死のはずが、一転ピンチで踏ん張れなかった。

 5連敗で、とうとう借金は20の大台に到達した。先発塩見が8回1失点と好投したが、打線が援護できなかった。最後は、中継ぎに転向し復調を図るチームの勝ち頭、則本が打たれた。脱力感の大きい展開に、星野仙一監督(67)は「守る方と打つ方が、うまくかみ合わないから、こういう風に連敗になる」。淡々とした口調だったが、サヨナラの場面になると「もっと(ストライクゾーンを)広く使わないと。野球を教えていかな」と語気を強めた。46試合を残し、優勝した昨季の総負け数(59敗)に並んだ。