<ソフトバンク6-5西武>◇18日◇京セラドーム大阪

 西武森友哉捕手(19)が史上初の快挙を逃した。8月14日オリックス戦のプロ1号から3戦連発中の黄金新人が1点を追う9回先頭で代打で登場。ソフトバンク守護神のサファテの前に3球三振に倒れた。高卒新人では初の4戦連発はならず「もう1回、気持ちをあらためて、明日から頑張りたいです」と淡々と振り返った。

 ただ、周囲の評価と期待は変わらない。田辺監督代行は「そりゃあ、なかなかね。思い切りを持って打席に入ってくれればそれでいい」とフルスイングにうなずいた。対戦したサファテも試合前のミーティングで映像をチェックしたことを明かし「速さだけじゃなく低めに投げなければいけないと思っていた。19歳でいいスイングをしている」とうなった。今後の起用について袴田英利ヘッド兼バッテリーコーチは「これから監督と相談して決めることになる」と明言は避けたが先発起用の可能性もにおわせた。