阪神新井良太内野手(31)が29日、腰痛のため出場選手登録を抹消された。和田監督は症状について「すぐに戻ってこれるような状態ではない」と説明し、長期離脱することも判明。黒田ヘッドコーチも試合開始直前の時点で「まだ都内にいるよ。これから精密な検査を受ける」と話した。

 28日巨人戦(東京ドーム)の試合前練習で発症させ試合を欠場して病院に向かっていた。この日、チームはヤクルト戦のため、午前中に都内を出発したが同行できずに静養。状態の深刻さをうかがわせる。回復が遅れれば、最悪の場合、今季絶望になる可能性も出てきた。

 26日巨人戦では左翼に7号ソロを放ったチーム屈指のスラッガーを欠いて、シーズン佳境を戦うことになりそうだ。