ロッテ井口資仁内野手(39)が17日、福島県須賀川市を訪れ、新市庁舎建設のための寄付金200万円を市に贈呈した。寄付金は、知人を通して同市の震災被害を知り、自身のウェブサイトで募ってきたもの。面談した橋本克也市長から「新庁舎の完成の際にはまた来て下さい」と声をかけられると、井口は「ぜひ足を運びたい。(活動を)継続し、1日でも早い復興を」と話した。

 その後は同市内で野球教室も開催。地元の中学生約50人を2時間半指導し「みんな楽しんでくれたみたいで僕も楽しかった。(参加者の中から)いずれ僕と同じユニホームを着てプレーする子が出てほしい」とエールを送っていた。