広島ドラフト1位野間峻祥外野手(21=中部学院大)が、11日の新入団会見で挑戦状をたたきつけた丸佳浩外野手(25)と初対面した。新人9選手は12日、マツダスタジアムを視察。トレーニングルームで、自主トレ中の丸と偶然にも鉢合わせた。「思っていた以上に大きかった。オーラがあった」。会話はできなかったが、ポジションを今後争う先輩の存在感に思わず目を丸くした。

 宣戦布告を受けた丸は、ドラ1ルーキーの意気込みを買った。「監督が一目ぼれした選手と聞いているので、楽しみ。そこ(ポジション)は監督が決めることですが、目標を高く持って入団するのはいいことだと思います。ただ、できなかったときにどうやって向上していくかは自分次第。僕も経験している」。互いに高め合うことでチーム力は増す。意気盛んな後輩との共闘を約束した。