イチ流トレでアーチ量産だ!

 ソフトバンク内川聖一外野手(32)が25日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改し、3000万円増の3億円でサインした。今オフに外野フェンスが改修されることについて触れ、本塁打増産を誓った。

 「野球選手として本塁打は夢。フェンスが低くなり、球場が狭くなると聞いているので、打者としては乗っからない手はない。どれくらい伸びるかは分からないが、球宴で本塁打競争に出られるくらい打ちたい」

 今季は122試合に出場。打率3割7厘、18本塁打、74打点の成績を残し、チームの日本一に貢献した。4年契約の2年目となる来季は、右打者として史上初となる8年連続3割超えに加え、13年の19発を上回る自己最多本塁打を狙う。

 秘策はある。神経と筋肉機能を高める初動負荷トレーニングだ。内川は11月に神戸でイチローに会い、初動負荷理論について耳を傾けた。新たなトレーニングの必要性を感じたという。

 「今年32歳になったが、これから驚異的に何かが伸びるような年でもない。自分のパフォーマンスを生かすために関節の可動域を広げることで、ケガを未然に防ぎたい」

 そのために来年1月、イチローや中日山本昌、岩瀬らが通う鳥取のトレーニングジム「ワールドウィング」で自主トレを行うことを決めた。数々のプロスポーツ選手を指導してきた小山裕史氏のもとで初動負荷トレーニングに励み、シーズンに備えるつもりだ。

 年俸が3億円の大台に達し、さらに責任感も増した。

 「今までは自分のためにやってきたが、これからは喜んでくれる人のために頑張りたい」

 すべては連続日本一を目指すため。内川はプロ15年目の来季も黙々とバットを振り続ける。【福岡吉央】(金額は推定)