ソフトバンクのドラフト5位島袋洋奨投手(22=中大)が大学卒業と開幕1軍の目標を両立させる。19日の合同トレで2日連続のブルペン入り後、大学の後期試験のために東京に向かった。1月中に2度、東京に戻り、宮崎キャンプに直行する強行スケジュールだ。

 「4年間、勉強も頑張ってきたので、しっかり単位を取って卒業したい。東京でも、大学のグラウンドを借りて、空き時間に練習しようと思っています。もちろん開幕1軍も目指してやっていきたいです」

 卒業までに残すは3科目6単位。今回の東京移動で1科目をこなす。明日21日に福岡に戻り、合同自主トレに再合流。さらにキャンプイン前日の31日にも2科目の試験があり、30日の練習後に東京入り。チームは31日に福岡から宮崎入りするが、島袋は福岡には戻らず、同日の試験後、東京から直接宮崎入りする。

 中大では野球だけでなく、商学部生として勉強にも励んできた。興南では3年生で甲子園春夏連覇。複数球団がドラフト指名候補にリストアップしたが、プロ入りを希望せず、大学進学を選択した。それだけに卒業への思いも強かった。

 開幕直前の3月25日にも大学の卒業式があり、チームを離れる。それでも、目標の開幕1軍は揺るがない。野球と試験の「二足のわらじ」で多忙な日々を乗り切る。【福岡吉央】