「剛腕」から「考腕」に進化!!
広島大竹寛投手(28)が29日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、1500万円減の推定年俸6500万円で更改した。今季は慢性的な右肩痛の影響で出遅れ、5月下旬に打球が右手を直撃。骨折して長期離脱し、6試合登板で1勝に終わった。
減俸をのんだが収穫もある。10月に1軍復帰すると、先発4試合で好投。23日の阪神戦で復活星を挙げた。「1球1球、球数を少なく抑えないといけない。考えるようになりました、ケガをして。打者の動きを見たり、粘り強く投げたり」。故障前は150キロ級の剛速球で押したが復帰後は巧みな投球術が光った。
「スピードボールだけじゃなくても投球できる手応えを感じた。1軍で1年間投げること。もう1回、ローテーション投手に戻れるように。先発なら2桁勝利が目標」。オフは都内など4カ所の病院を巡り、リハビリ法も学んだ。剛柔を併せ持つ「ニュー大竹」で来年に挑む。【酒井俊作】



