東京6大学リーグ最多44度の優勝を誇る法大の新監督に、青木久典助監督(41)の昇格が最有力になったことが18日、分かった。3季連続5位に終わった今秋のリーグ戦後、神長英一監督(54)が辞任。後任について、OB会を中心に人選を進めてきた。正式決定後、近日中に発表される見通しだ。

 青木助監督は三重高から法大に進み、94年秋にリーグ制覇を経験。前日本ハム稲葉篤紀氏(42)は、大学の同期に当たる。卒業後は社会人のたくぎん野球部、ホンダ鈴鹿などでプレー。北東北大学リーグ・富士大の監督として、09年には全日本大学選手権準優勝に導き、今年1月に法大の助監督に就任した。神長監督が辞任した今秋のリーグ戦後は、青木助監督が指導を行い、選手の特徴などは熟知。来年は創部100周年を迎える記念の年。青木新監督の下、45度目のリーグ優勝、日本一を目指す。