新宇宙人!?

 が現れた。日本ハムのドラフト5位、東海理化・金平将至投手(22=高岡第一)が29日、愛知・豊川市内の同社音羽工場で指名あいさつを受けた。最速150キロ左腕は、対戦したい打者を問われると「…」。少し間を置き、切り出した。「外国人。社会人にいないので」。理想の投手像も「何て言うんですかね…」と沈黙。同席した石田幸人監督(39)も苦笑いの金平ワールドが展開された。

 元祖宇宙人とルーツは同じだった。京都・舞鶴市出身。母理美子さん(54)の実家は同・与謝野町にあるオリックス糸井の実家から15分ほどの場所にある。だからなのか、ユニーク発言で人気者の同郷の先輩とキャラクターが被る。ドラフト後は「いつもと変わらない日常を送っています」と話すが、入団には前向き。ちょっと不思議な雰囲気を醸し出す22歳が、投手陣を活性化させそうだ。