ロッテのアイデアマン、里崎智也捕手(32)が球団の赤字解消へ“ディズニーランド化”を提案した。13日、千葉マリン内で契約更改交渉に臨み、1000万円増の1億5000万円(推定)でサインした。2年契約の2年目のため年俸交渉は10分で終了。1時間25分にわたり収益アップの方策をフロント陣と話し合った。

 里崎

 ディズニーランドに行ってお土産を買わない人はいないでしょう。ロッテも試合を見に来たお客さんが買いたくなるようなグッズを置けば収益も上がる。ハロウィーンやクリスマスなどのイベントに合わせて商品パッケージを変えるだけでもファンサービスになると思う。

 千葉マリンに隣接するグッズ売り場「マリーンズミュージアム」にはTシャツやタオルなど定番商品がそろうが、バリエーションがないため収益が伸びないのが実情だ。本多球団部長は「いろいろなアイデアをもらいました」と前向きに話した。里崎は2年前に大型スクリーン、昨年は試合中の花火を提案し、いずれも導入されて好評を博している。来年は球団創設40周年のメモリアルイヤーにあたるため、ディズニーランド商法でグッズ&観客動員アップを目指す。