WWEの殿堂入り式典が28日(日本時間29日)、米カリフォルニア州サンノゼで開催され、藤波辰爾(61)が、俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーらとともに殿堂入りを果たした。

 藤波は、ライバルだったリック・フレアーに紹介され、タキシード姿で登壇。「ここにいられるのは大変光栄です。すべての人々、WWEへこの名誉に対し感謝します。61歳で、43年間戦い続け、まだ戦っています。これは私の使命。今日、WWEの殿堂入りを果たし、私をサポートしてくれた家族に感謝したい」と、英語でスピーチし、大歓声に迎えられた。藤波の殿堂入りは、アントニオ猪木に次いで日本人2人目。記念の指輪を贈られ、今後はWWEのイベントに特別招待されるなど、その名前が団体に永遠に刻まれる。(デーブ・レイブル通信員)