プロボクシングの日本スーパーライト級暫定王座決定戦(東京・後楽園ホール)の前日計量が4日、都内の日本ボクシングコミッションで行われた。

 同級1位の中沢将信(33=帝拳)はリミットを100グラム下回る63・4キロ、同級6位の小竹雅元(28=三迫)は63・5キロでそろぞれ1回でパスした。初の王座挑戦となる中沢は「しっかりと練習してきた。体格を生かして、自分に有利な展開を作っていきたい」。2度目のタイトル戦となる小竹は「足を使いながら、打った後に自分の位置を変えることを徹底して戦いたい」と話した。今回の試合は、正規王者・岡田博喜(角海老宝石)が拳の負傷により長期離脱となったため行われる。