プロボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者河野公平(34=ワタナベ)が10日、16日(日本時間17日)に米シカゴで行われる元世界3階級王者亀田興毅(28)との2度目の防衛戦に向け、渡米した。

 初の海外試合とあり、50グラムごとに切り分けられた餅を約1キロ持参。「少量でもパワーが出る」とリミットまで残り1・7キロと迫った減量対策も万全だ。興毅には自身の会見に乱入されるなど、何度も挑発を受けてきた。「相当なめられていると思うが、すべてはリングで晴らす。思いっきりいって、最後は倒して勝つ」と力を込めた。今年3月に結婚した芽衣夫人も後日、シカゴに応援に駆けつける予定だという。