初防衛戦を迎えるIBF世界ライトフライ級王者八重樫東(33=大橋)の陣営はまた激闘を覚悟した。

 挑戦者テクアペトラは3日、ミット打ちもしなかったが、大橋会長は「手数にスタミナがあり激しい打ち合いになる。顔が腫れないよう塩分を控えさせる」。松本トレーナーも「1回を見て足を使うか打ち合うか決める。性格から好戦的確率が高い」。けんかで身を守るため16歳でボクシングを始めたテクアペトラ。「打ち合いが好き」と打撃戦必至の様相だ。