ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級王者長谷川穂積(35=真正)が17日、神戸市内で関係者約50人と3階級制覇を祝うビールかけ大会を行った。9月16日の世界戦でウーゴ・ルイス(30)を9回終了時TKOで撃破し、5年5カ月ぶりの世界王座返り咲きを果たした長谷川は、家族が見守る中、発起人の漫画家・高橋ツトム氏(51)らとビール500本をかけあい、喜びを分かち合った。

 泰子夫人が、バケツ1杯分のビールを後方から長谷川の頭にぶっかけて、ビールかけ大会がスタート。水中めがね姿で約20分間、ビールをかけ続け、ずぶぬれになるほど浴びた長谷川は「テレビでプロ野球選手がしてるのをみて、どんなんかなと思っていた。日焼けした肌が痛かった。でも、楽しかった」と喜んだ。既に練習を開始しているが、去就については「おいおい発表できると思います」と話すにとどめた。