東前頭13枚目の錦富士(伊勢ケ浜)が、30歳の誕生日を白星で飾った。

節目を迎えた22日の一番は、東前頭4枚目の大栄翔(32=追手風)と対戦。立ち合いで左に変化し、相手に両手をつかせた。

終盤戦に入って「(体の)いろいろなところに痛みが出てきて、今日の感じでは思い切り当たるのは厳しかった」と変化した理由を告白。土俵に上がって決断したと説明した。

誕生日当日は「良い相撲で勝ちたい気持ちはあった」と思いを明かした。一方で「今までは真っすぐ当たりたいなという気持ちがあったが、それでさらに悪くしたこともあった」として「自分の体の状態的にキツいなと。冷静な判断ができたかなと思う」と振り返った。「命をかけて土俵に立っている。間違いではなかったと個人的に思う」と強調した。

体調が万全ではない中、8勝3敗と食らいついている。残り4日に向けて「毎日治療して、風呂で温めて、ストレッチをして、付き合いながらやっていく」とした。