世界ボクシング機構(WBO)フェザー級タイトルマッチ(5日・米ラスベガス)に挑む大沢宏晋(ロマンサジャパン)が4日、ラスベガス市内で前日計量に臨み、56・8キロで1回でパスした。

 初の世界戦に臨む大沢は37戦30勝(19KO)3敗4分け。相手の王者オスカル・バルデス(メキシコ)は無敗を誇るが「強い相手を倒して本当の強さを認められるのがこのスポーツの醍醐味(だいごみ)。自分を信じて、第1ラウンドから出て行く」と抱負を語った。

 5日のメインイベントでは世界主要4団体で6階級を制覇したマニー・パッキャオ(フィリピン)が、WBOウエルター級王者ジェシー・バルガス(米国)と復帰戦を行う。前日計量では65・6キロでクリアした。

 通算66戦58勝(38KO)6敗2分けのパッキャオは、4月に引退してフィリピン上院議員を務めている。