ボクシングのダブル世界戦は5月21日に有明コロシアムで開催される。

 19日に都内のホテルで調印式があり、メインでWBO世界スーパーフライ級タイトル戦で5度目の防衛戦に臨む同級王者井上尚弥(24=大橋)は「仕上がりもいつも通り。順調に来ている。あとはゆっくり休んで体調を整える」と引き締まった表情。指名挑戦者の同級2位リカルド・ロドリゲス(米国)を迎え撃つが「今回は次につながる大事な試合。自分のできる限りのボクシングを全力でアピールして、良いかたちで試合を終わらせたい」と誓った。9月に米国での試合を要請するオファーが届いている。今回のタイトル戦は、内容も問われる一戦になる。