<ノア:東京大会>◇5日◇後楽園ホール◇2100人

 GHCヘビー級王者佐々木健介(42=健介オフィス)が挑戦者募集宣言を行った。この日、中嶋勝彦、起田高志と組み、秋山準、力皇猛、伊藤旭彦と対戦。試合は起田が伊藤にフォールを奪われ敗れたが、秋山には20発以上のチョップをたたき込み、力皇とはタックルの応酬で激しい肉弾戦を展開した。試合後は乱入したGHCタッグ王者の斎藤彰俊から「佐々木、タッグだけじゃなく、シングルも狙いにいくぞ」。秋山からも「挑戦するのは、このおれだ」と宣言された。だが、今シリーズ最終戦の東京大会(25日、日本武道館)ではGHCタッグ王者斎藤、バイソン・スミス組に、秋山、力皇組が挑戦することが決まっている。通例なら2人との今シリーズ中のヘビー級タイトルマッチはないことになる。佐々木は「だれでもいい。おれやファンに伝わるようなアピールで挑戦してほしい。だれがこようと、GHC王者として迎え撃つ」と話した。