日本ボクシングコミッション(JBC)は2日、WBC世界フライ級チャンピオン内藤大助(宮田)が中国で予定していた防衛戦が急きょ中止となり、東京に会場が変更になった件で、宮田ジムの宮田博行会長に1日付で厳重注意処分を科したと発表した。

 5月26日に上海で行う予定だった防衛戦は、興行の認可が未完了なことなどから開催3日前に中止となり、会場が移された。処分の理由についてJBCは「興行上の理由により開催不能に陥らせたことは、ボクシング界に対する社会的信用を損なう結果をもたらした」としている。