ミスターK-1と呼ばれるピーター・アーツ(40=オランダ)が6日、東京・品川のLaughter7で練習を公開した。11日に東京・有明コロシアムで控えるK-1

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 GP決勝戦に向け、先月26日に来日済み。日本で1日約4時間、スパーリングやミット打ちなどを中心に最終調整を続けてきた。

 1回戦ではマイティ・モー(米国)と激突、準決勝に勝ち上がれば過去4度GP制覇を誇るセーム・シュルト(オランダ)-K-1ヘビー級王者・京太郎(チームドラゴン)の勝者と対戦する。アーツは「モーのフックには注意したい。準決勝には京太郎が上がってきてほしい。前回(4月のK-1ヘビー級タイトルマッチで)負けているので、星を五分五分に戻したい」と希望した。

 98年大会以来、12年ぶりのGP制覇に期待がかかるが「まずは初戦だ。目前の試合を勝ることで、王者になることをイメージするのが普通だろう」と真剣な表情だった。