G1クライマックスが開幕する8月1日の新日本の福岡大会(福岡国際センター)で、田口■祐(32)が飯伏幸太(29=DDT)に挑戦するIWGPジュニアヘビー級選手権の調印式が26日、都内で行われた。

 24日に前王者のプリンス・デヴィット(30)を相手に初防衛したばかりの飯伏は「タイトルマッチの期間が短いのでびっくり。田口選手とやったベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの決勝は、いい試合だった。防衛は当たり前。いい試合をして防衛しないと意味がない」と王者の貫禄を見せた。

 田口は「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア決勝戦は、自分の全部を出して負けたので、悔いはない。負けたけど紙一重の差。新日本の人間として流出したベルトを取り戻す使命がある。今回ばかりは、いい試合をすることではなく、勝ったらいい試合という思いを掲げて臨む」と話した。

 ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア優勝、IWGPジュニア奪取と、新日本ジュニアを制圧した飯伏。すでにKUSHIDA(28)が次の挑戦者に名乗りを上げている。飯伏は「自分の中で、DDTとか新日本とかは考えていません。ジャンルとしてのプロレス。誰でもいいです」。ヒールファイトの鈴木軍のタイチ(31)については「むしろ、僕の方から(お願いしたい)。場所は、どこでもいいです」とラブコールを送った。※■は隆の生の上に一