<プロボクシング:日本ミドル級王座決定戦10回戦>◇4日◇東京・後楽園ホール
日本ミドル級2位湯場忠志(35=都城レオスポーツ)が史上初の4階級制覇を達成した。同級1位カルロス・リナレス(22=帝拳)との王座決定戦。序盤から元世界2階級王者の兄ホルヘ(26)譲りのカルロスのパワーに圧倒された。耐える展開だったが、4回に起死回生の左フックでダウンを奪うと形勢逆転。最後は7回39秒、カウンターの左ストレートで倒し、KOで4階級制覇に花を添えた。
07年4月に3階級制覇も08年4月に日本ウエルター級王座から陥落。その後の日本王座戦は3連敗と限界説も出ていた。「苦しい日々だった。絶対にチャンピオンになると、精いっぱい頑張ってきた」と喜びの涙を流した。戦前は「勝っても負けても引退」を決意していたが、この日の逆転KO勝利で引退を撤回。今後は5階級制覇を狙う。

