UFCウエルター級王者ジョルジュ・サンピエール(30=カナダ)とデイナ・ホワイト社長(42)が24日、さいたま市役所を訪れ、寄付金100万円を贈った。右ひざ前十字じん帯を負傷中のサンピエールは、26日の「UFC

 JAPAN」(さいたまスーパーアリーナ、日刊スポーツ後援)に出場しないが、さいたまの幼稚園児とスポーツチャンバラを体験、さらに極真空手さいたま中央支部の練習に参加した。

 スポーツチャンバラで10人の園児を一度に相手にしたときは、ボコボコにやられたサンピエールだが「僕はサムライになりたかったんだ。子どものころに戻れた」と笑顔を見せた。

 7歳から習ったという極真空手では、贈られた道着を着て見事な突きを披露。「極真空手は私が初めて学んだ格闘技。空手が生まれた日本に来られて感激している。トレーニングだけじゃなく、規律や他人に敬意を持つことを教えられた。自分にとってはスポーツというより、ライフスタイルそのものだ」と話した。