史上初の日本人ボクサー同士によるWBC、WBA2団体王座統一戦が実現する。WBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(23=井岡)と、WBA同級王者・八重樫東(29=大橋)が、6月20日にボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で両者のベルトをかけて対戦すると9日、大阪市内の会見で発表された。

 3度目の防衛戦を兼ねる井岡は「決まってうれしく思う。せっかくの好カード。判定でもKOでも内容の濃い、いい試合にしたい」と意気込んだ。一方の八重樫は、昨年10月に王座奪取して今回が初防衛戦となる。「すごく待ち望んだカード。強い選手に勝つのが1番の目標であり、目的」と話した。