WBA世界ミニマム級王者の八重樫東(29=大橋)が22日、WBC世界同級王者・井岡一翔(23=井岡)との団体王座統一戦(6月20日、大阪・ボディーメーカーコロシアム)へ向けて、フィジカル強化を行った。都内の施設で、WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(32=ワタナベ)と合同練習。トレーニング器具を使用した背筋、腹筋の強化とともに、競輪選手が用いる特殊バイクで脚力と心肺機能アップの追い込み調整を行った。

 試合まで1カ月を切った八重樫は「最後まで追い込みつつ、これからスパーリングで仕上げていきたい」と闘志満々。7月16日に5度目の防衛戦を行う内山も「八重樫は頑張ってやっている。僕も気合が入る」と刺激を受けていた。