神戸地検は10日、路上で男性2人を殴り、けがを負わせたとして、傷害の疑いで逮捕され、その後釈放されていたボクシングの世界スーパーフライ級の徳山昌守元チャンピオン(38=本名洪昌守)を起訴猶予にした。

 地検は処分理由を「示談が成立し、2人が処罰を望んでいないため」と説明した。

 県警によると、徳山元チャンピオンは4月22日夕、兵庫県三田市の路上で2人の顔面を殴り、軽傷を負わせたとして同23日に逮捕され、翌24日に釈放された。