世界ボクシング評議会(WBC)女子フライ級チャンピオンの26歳、真道ゴー(クラトキ)が8日、和歌山市内の所属ジムで2度目の防衛戦(5月25日・和歌山ビッグウエーブ)へ向けて記者会見し「試合後半に倒しきり、レベルの違いを見せつけたい」と、初の世界戦KO勝ちへ力強く宣言した。

 挑戦者のクレドペッチ・ルックムアンカン(タイ)に対しては「自分の距離を保ちながら」鋭いパンチを浴びせる展開を狙う。

 和歌山北高の同級生でロンドン五輪体操女子代表の田中理恵さんとは親しく、その親友にも対抗心を燃やし「田中理恵だけでなく、和歌山には真道ゴーもいるということを見てもらいたい」と気持ちを高めた。