元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者で、日本ヘビー級2位石田順裕(38=グリーンツダ)が9日、大阪市内のジムで会見して、9月14日にノンタイトル8回戦(ボディメーカーコロシアム第2競技場)で再起戦を行うことを発表した。

 石田は、4月に日本同級王者京太郎にノンタイトル8回戦で僅差の判定負け。京太郎とのリベンジマッチを目標にして現役続行を決断した。陣営は9月の再起戦に勝てば、年内にも京太郎が持つ日本タイトルへの挑戦を実現させる方針だ。

 石田は「周囲の後押しもあって、続けることにした」と説明。当初は日本ヘビー級王座挑戦を引退の花道にする考えだったが、会見では「日本タイトルを目指すだけでいいのか。世界で1番強いやつとやってみたい」と話して、ヘビー級での世界挑戦という大きな夢を掲げていた。