タイで5年ぶりに再起した元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(38)がピンチに陥った。2日、日本ボクシングコミッション(JBC)が、辰吉戦を強行したタイのプロモーター、チュワタナジムのアンモ会長を事情聴取。同会長は「今後はJBCの意向を尊重する」と回答した。
JBCは国内ライセンスが失効した辰吉の現役続行に反対している。アンモ会長は先月26日の試合後「タイで(国内の)タイトルマッチをやってほしい」などと話したが、態度を一転。JBCに従う意思を示したことから、辰吉は次戦の見通しが立たない状況となった。
JBCはアンモ会長が管轄する選手の日本招聘(しょうへい)を禁ずる考えを打ち出していたが、今回の聴取内容を検討した上で結論を下す。また辰吉サイドが他のタイのプロモーターに依頼して試合を計画した場合にも、タイのコミッションを通じて逐一中止を求めていく方針だという。


