WBC世界フライ級13位の山口真吾(29=渡嘉敷)が身長、リーチ差のハンディを乗り越えて23日に両国国技館で対戦する同級王者内藤大助(34=宮田)を倒し、王座を奪取する。もともとスピードを生かした出入りの激しいスタイルが身上だけに「小回りのきく連打は自分の方が上」と平然と言った。検診で内藤の額に聴診器をあて、「頭が悪いですね」とパフォーマンスを見せた渡嘉敷会長も「懐に入ってしまえば、手の長さは関係ない。ボディーに当たれば、一瞬で終わりますよ」と自信満々だった。