14日に渡米した北京五輪柔道100キロ超級金メダリスト石井慧(22=国士舘大4年)が18日(日本時間19日)、練習の充実ぶりを口にした。石井はフロリダ州マイアミの米国総合格闘技ジム・アメリカントップチームで練習中。「来て良かった。強くなっていると思いますよ」と語った。

 午前と午後の2部練習を行う日もあるそうで「メシか寝てるか練習しているか。打撃だけでなくいろんな練習をして体はきつい。でも環境もいいし、面白いです」と声を弾ませた。「英語も結構しゃべれる」と、周囲と打ち解けている様子だ。この日は渡米後初の休日で、持参できなかったプロテインを購入したりとリラックス。「明日からもきつい練習が待っていますけど、ストレスはないですね」。今後も練習を続け、独占交渉契約を結んだUFCのUFC94大会(31日、米ラスベガス)を観戦する予定だ。