東日本ボクシング協会が日本ボクシングコミッション(JBC)に対し、K-1にかかわったJBスポーツ山田武士トレーナー(36)と森川常次会長(43)へのライセンス停止などの実行処分を要望する。13日の理事会で処分要望書の提出を決議した。JBCルールでは他のプロスポーツへの関与、従事を禁止している。山田トレーナーは以前からK-1選手らを指導し、昨年協会とJBCから注意を受けていた。今回はこの日のK-1に出場した川尻につき、公開練習などにも参加していたため。大橋協会長は「ジムで練習したり、指導することは他にもあり、問題ではない。興行にかかわったことは問題」と説明。人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の作者としても知られている森川会長に対しては、監督する立場から処分対象とした。