IWGPヘビー級王者棚橋弘至(32)がノア杉浦貴(39)を破り、初防衛成功から一夜明けた21日、札幌市内で会見した。棚橋は20日の札幌大会で王座防衛後に毒霧攻撃を仕掛けたハッスルのTAJIRI(38)にG1クライマックス(8月7日、広島サンプラザで開幕)参戦を要求。「チャンピオン権限として『G1』に出して、厳しい戦いを味わってもらおう」と、2年ぶり優勝を狙う「夏の祭典」で毒霧の屈辱を晴らすつもりだ。新日本関係者はTAJIRIのG1参戦について「王座権限の出場として検討する」と話した。