ボクシングのWBC世界女子アトム級王者小関桃(27=青木)が11月29日にさいたまスーパーアリーナで3度目の防衛戦を行うことが23日、都内のジムで発表された。対戦相手は、当初再戦が義務付けられた前王者ウィンユー(タイ)が1月の前哨戦で敗れた17歳の同級6位ティラポーン・パンニミット(タイ)。

 ティラポーンが14歳でプロデビューした07年6月に対戦し、6回判定勝ちしている小関は「ガンガンくるだろうが、クレバーな試合を」と話した。内藤-亀田のWBC世界フライ級タイトル戦のセミファイナルとしての開催に「私の時はガラガラだけど、少しでも注目されるように」と控えめに話していた。