WBC世界ミニマム級タイトルマッチ(27日、有明コロシアム)の予備検診が24日、都内で行われた。挑戦者の黒木健孝(28=ヤマグチ土浦)と王者オーレドン・シッサマーチャイ(24=タイ)は一緒に写真撮影に応じるなど友好ムードだった。オーレドンに「愛らしい方」と言われた黒木は「いや~、イケメンでしたね」とほめ返すなど、終始和やかだった。予備検診の結果では、両者の身長が同じことが判明した。初の世界戦を前に黒木は「あまり大きく感じなかったですね」とホッとした様子。「オーラはなかったですね。お互いにですけど、減量をしているからしょぼかったですね」と話すなど、33戦全勝の王者の雰囲気にも圧倒されず、マイペースを貫いていた。