<新日本:東京・渋谷アックス大会>◇19日◇東京・SHIBUYA-AX◇7試合◇300人

 初代NEVER無差別級王座決定トーナメント決勝は、田中将斗(39=ゼロワン)がカール・アンダーソン(32)を14分11秒、片エビ固めで破り王座に就いた。次世代を対象とした新王座だったが、実力者同士の元IWGPインターコンチネンタル王者田中と今年のG1準優勝のアンダーソンが死闘を展開。右ひじから流血した田中が、その右ひじで必殺のスライディングDを放ちとどめを刺した。田中は「他団体から来て、かっこ悪いところは見せられん。負けたら格が下がるから、生き残らな。新日本、悔しいだろう」と話した。