ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(27=三迫)が「年5試合」を希望した。6日のプロ2戦目でデイブ・ピーターソン(27=米国)を8回TKOで下し、一夜明けた7日、村田の試合をプロモートする帝拳ジムの本田明彦会長は「本人は来年、5試合を希望している。キャリアを積みたいようだ」と明かした。既に来年2月、中国マカオでプロ3戦目に臨むことは確実。同10月のシンガポール興行にも出場予定で、同会長は「4試合はできるはず」とハイペースの試合消化を後押しするという。

 都内のジムで会見に臨んだ村田は「今年も残り20日ちょっとですが、もっと成長できる期間だと思います」と早期始動を宣言。本田会長から1週間程度のオフを勧められたが「今日からでも動きたい。すぐに練習したい」と貪欲な姿勢を貫いていた。