大相撲の横綱日馬富士(31=伊勢ケ浜)の綱打ちが22日、東京・江東区の伊勢ケ浜部屋で行われた。

 所属する伊勢ケ浜部屋はもちろん、一門の他の部屋からも若い衆が駆けつけ、新しい横綱を完成させた。真新しい綱を締め、太刀持ちに関脇照ノ富士、露払いに前頭宝富士を従え、横綱土俵入りも披露した。

 終始、キリッと表情を引き締めて臨んだ、東京場所前恒例の行事も終了。「夏場所に向けて、あらためて引き締まる。勝負師の魂を受け継いで一生懸命、土俵の上で感動と喜びを与えられるような相撲を取りたい」と、大相撲夏場所(5月10日初日、両国国技館)に向けて、手綱を引き締め直した。