10年3月にモンゴルから同便で来日した将来の横綱候補“照逸”が舌戦を繰り広げた。まずは2学年上の先輩・照ノ富士(23=伊勢ケ浜)。栃煌山の右を張り、相手得意のもろ差しにも動じずに巻き替えて寄り切り。「先場所あれだけ残すことができたので、余裕を持って」。そう振り返ると、テレビで後輩の取組を見ながら先制“口撃”だ。

 照ノ富士 あいつタオルを赤に変えたの、俺のまねしてんだよ。締め込みも黒だし巾着も一緒。何でも一緒。かわいいよ。何してもかわいい。

 これを聞いた後輩・逸ノ城(22=湊)も黙っていない。豪栄道を肩透かしで破っても「内容的には全然ダメ」と肩を落としていたが、さらに顔をしかめて反撃だ。

 逸ノ城 タオルは関取になった時からっすよ。巾着とヴィトンのかばん(が一緒なの)は、たまたま。

 偶然にしてはおそろいが多いが、どちらが先に買ったか聞かれると「自分っす」と即答。闘争心をむき出しにした。

 4日目は直接対決だ。最近2場所はともに水入りの大相撲で1勝1敗(通算は照ノ富士の2勝1敗)。両者は「長い相撲は取りたくない」と口をそろえた。ファンの熱視線を受け、決着は土俵でつける。【桑原亮】