大相撲の冬巡業が16日、沖縄・宜野湾市で行われ、平幕の碧山(32=春日野)が朝稽古で13番取って12勝を挙げる好調ぶりを見せた。

初場所で三役復帰が濃厚な妙義龍、大栄翔らを圧倒。その後のぶつかり稽古も精力的に取り組み「稽古量を落とさずにやっていきたい」と意欲的に語った。故郷ブルガリアはこの時期、気温は零下まで落ち込むが、宜野湾は20度を超えた。「でも沖縄もカラッとした暑さでいいね」と笑顔。帰京後は10度以上、気温が落ちるが「1日で慣れるから大丈夫だよ」と頼もしく話した。