8月いっぱいでのSKE48卒業を発表した松井玲奈(23)が13日、千葉・幕張メッセで行われたファンイベントに出席し、ファンの前で初めて「今年の8月末でSKE48を卒業することになりました」と報告した。5000人のファンから「やめないで」と声が上がると、「ごめんね。ごめんなさい」と理解を求めた。「(卒業の)実感はわいてないけど、1つ1つを楽しんでいけたら」と話し、いつも通り、握手会でファンと笑顔で交流した。

 卒業は10日付の日刊スポーツ報道で明らかになった。「日刊スポーツさんに記事が載りまして、思いを込めて『日刊』と書き初めを書いたら、すごくきれいにできた」と大喜び。さっそく、この日のイベントブースに書き初めが飾られた。

 イベントでは、ドラフト2期生と顔合わせした。松井は読みが同じ「れな」で、柔道が得意な一色嶺奈(13)から、「玲奈さんを投げたい」と逆指名された。大物の片りんを見せた次世代の「れな」の出現に、「この子、持ってるわ」とうれしそうだった。