NMB48が9日、大阪・NMB48劇場のチームN「ここにだって天使はいる」公演で、5期生オーディションを行うと発表した。12年8月の4期生以来、約3年半ぶりの“一般オーディション”となる。

 キャプテン山本彩(22)は、オーディションによる活性化に「素直にうれしい。正直(卒業が相次ぎ)困ってたんで。でも、ライバルが増えるってことは、もっと力を上げていきましょう」と言い、仲間や、そして自らも鼓舞するように歓迎した。

 一方、ドラフト1期加入からシングル曲「ドリアン少年」でセンターを務めるまでに成長した須藤凜々花(すとう・りりか=19)は、後輩キャラを確立していただけに「キャラが崩壊する…。新たなキャラ、探します…」と衝撃を受けていた。

 運営事務局によると、応募要項は「3月20日時点で11~22歳までの女性」で、経験は不問。応募時点で他のプロダクションに所属しておらず、NMB48劇場へレッスンに通え、活動できることという。

 応募はこの日夜からスタートしており、締め切りは、インターネット応募については3月20日午後11時59分まで、郵送は同日の消印有効。

 NMB48は、10年10月に1期生26人で始動。11年6月に2期生23人、12年2月に3期生23人がお披露目。ただし、12年12月にお披露目された4期生16人以降、一般オーディションは開いてこなかった。

 代わって14年にはドラフト1期生4人、15年にはドラフト2期生7人が加入。主力メンバーだった山田菜々が15年4月に卒業した際には、「ポスト山田菜々オーディション」を経て植村梓が加わった。

 NMB48には現在58人が所属しているが、今年に入って、1月27日に近藤里奈が、2月4日に小谷里歩が卒業公演を終え、今月29日には門脇佳奈子が卒業公演を控えている。