AKB選抜総選挙史上初の連覇となった指原莉乃(23)が飛び上がった。

 「第2位はAKB…」。速報で接戦だった渡辺麻友(22)のグループ名が呼ばれた瞬間に女王が確定すると、飛び上がってHKT48のメンバーと抱き合い喜びを分かち合った。

 通算3度目の1位。「あっちゃんも、優子ちゃんも出来なかった連覇をしました。私なんかと思いますが、おこがましいとは思いますが、1つだけお願いがあります。どうか私を1位と認めて下さい」と言って会場を見回した。

 スキャンダルをきっかけにランクアップした過去を振り返り、「スキャンダル成り金と言われてもしょうがないけど、この票数はファンの人たちが無理に無理を重ねてくれたもの。どうか、他のメンバーと同じように心からのおめでとうを言って欲しい」と訴えた。

 善戦したHKT48のメンバーには「みんな頑張ったね。いつも幸せをくれてありがとう」と感謝の言葉を送った。

 今年2月に祖父を亡くしたが、「多忙を理由に会いに行けてない。トロフィーを持って行ったら、きっと喜んでくれると思う」と目尻をぬぐった。

 昨年に続き、上位で争った渡辺には「恥ずかしくて『ライバルはいない』と言ってきましたが、最高のライバルは麻友です」とエールを送った。