じゃんけん女王の座には、AKB48の3期生で、チームB田名部生来(23)が輝いた。

 Aブロックを勝ち上がり、7人のユニット選抜入り。ユニットセンター決定戦では1回戦をシードされる幸運にも恵まれ、NMB48渋谷凪咲を破り、さらに決勝では湯本亜美に勝利した。

 AKB48に加入して10年目。決勝進出時点で「古株のメンバーの気持ちを背負って勝ちたい」と涙を流したが、優勝が決まるとさらに号泣した。

 優勝トロフィーを受け取った田名部は「どうしよう、どうしよう…。ドッキリですか? 本当にビックリしています」。この日は、酔っぱらいのサラリーマン風の衣装で登場するほどのお酒好きメンバーとしても知られるが「今日のお酒は絶対においしい! やったー!」と絶叫した。

 同期の柏木由紀、渡辺麻友も涙ながらに田名部を祝福。柏木は「めっちゃうれしい」、渡辺も「10年頑張ってきて、こうして、たなみんにスポットライトが当たって良かったです。自分のことのようにうれしいです」と話した。